Works

朝美の家House in Asami

  • date:2017.01
  • use:House
  • location:Ehime,JPN
  • structure:Wooden
  • photo:Toshiyuki Yano
朝美の家
    朝美の家

    朝美の家House in Asami

    • date:2017.01
    • use:House
    • location:Ehime,JPN
    • structure:Wooden
    • photo:Toshiyuki Yano
    • concept >><< image
    朝美の家
    朝美の家
    朝美の家
    朝美の家
    朝美の家
    朝美の家
    朝美の家
    朝美の家
    朝美の家
    朝美の家
    朝美の家
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    朝美の家
    朝美の家
    朝美の家
    朝美の家

    敷地は外面的には小高い山のようにも見える都市公園の麓に位置し、公園の頂きは展望台やイベント広場といった市民の憩いの場として活用されているため、公園側の緑豊かな風景の中に利用者が行き交っていた。敷地の南東側を見れば松山市内が一望できるが、周辺は住宅や倉庫、店舗などが点在している。この多方向からの視線をゆるやかに調整し、敷地がもつ様々な魅力を最大限に享受することができる空間を目指した。
    敷地形状は南北に長く東西の間口は8mほどあるが、がけ地形状のため隣地からのセットバックが必要となり、ヴォリュームは必然的に南北に細く伸びる構成となった。その南北方向に2枚の壁を立て、それぞれ周辺建物からの視線が重ならない位置までスライドしていく。それぞれの方向にスライドした壁によって南東方向に視線が誘導され、市内の眺望との繋がりをつくりだした。さらに、開放性の高い生活の主体を2階とすることで公園側のからの視線をずらし、北西方向の緑豊かな風景も取り込むことができている。構造は木造を採用し、1階から2階まで通した3つの壁柱に水平剛性を負担させることで、南東方向に最大限の開口を確保している。屋根は片流れとし、南方向に軒を深く伸ばして開口高さを絞ることで包容感を感じられる空間とした。
    2枚の壁をスライドさせるという単純な操作がゆるやかな視線の流れを導き出し、敷地から見える周辺環境の多様さを受け入れたことが、日々の生活の楽しさや豊かさにつながることを期待している。