Works

楽々園の家House in Rakurakuen

  • date:2016.12
  • use:House
  • location:Hiroshima,JPN
  • structure:Wooden
  • photo:Toshiyuki Yano
楽々園の家

    楽々園の家House in Rakurakuen

    • date:2016.12
    • use:House
    • location:Hiroshima,JPN
    • structure:Wooden
    • photo:Toshiyuki Yano
    楽々園の家
    楽々園の家
    楽々園の家
    楽々園の家
    楽々園の家
    楽々園の家
    楽々園の家
    楽々園の家
    楽々園の家
    楽々園の家
    楽々園の家
    楽々園の家
    楽々園の家
    楽々園の家
    楽々園の家
    楽々園の家

    敷地は広島市内西部に位置する住宅地。敷地の西側は道路を挟んで河川が通り、北側を見ると少しながら混沌とした街並みの先に美しい山並みが広がる。この豊かな環境を取り込んだ暮らしを実現したい一方で、川沿いの道路および近隣に通る国道からの騒音やプライバシーの確保を考慮する必要があった。周囲を見るとカーテンを閉めて生活している建物が多いため、この場所の豊かさを享受できていないと思える。周囲の環境とどのようにつながり、共存するべきか、その境界のあり方について考えながら計画を進めた。
    川沿いの西側道路は敷地よりも1mほど高いため、生活の主体を1階として開口を設けたときに道路からの視線ばかりが気になり、遠くの風景も見ることもできない。そこで、玄関→ダイニングキッチン→リビングの順に床を緩やかに分節しながら上げていき、2階に設けたセカンドリビングへと連続させた。1階は周辺環境から守られた空間として開口を絞り、吹抜けを介して空へと開く。2階は吹抜けを介して周辺環境に開いた空間となり、また吹抜けは外部との中間領域(フィルター)としての役割を果たし、セカンドリビング、寝室、子供室といった空間と風景は、フィルターを通して緩やかに繋がっていく。西側外壁は扇状に折れ曲がることで、川の流れから山並みまで広がる風景をパノラマ状に取り込むことができ、その屈折点に設けた壁柱が水平剛性を負担し、木造でありながら大開口を実現している。外部環境との中間領域を庭や軒下といった外部空間に設定するのではなく、吹抜けという大きな内部空間に設定することで、街と、風景との適度で柔らかな繋がりをつくり出せたのではと考えている。