HAYATO KOMATSU ARCHITECTS

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2026.03.30

works

ドックと海にひらかれた働く場

先日は尾道で計画した社屋の竣工写真撮影を行いました。

この建築には船舶修理を行う会社と

外航船舶の船主業を営む2つの会社が入っています。

両社を束ねる社長室を中間階の中心に据え

その上下にそれぞれの執務空間を配置しました。

1階では船のドックの動きに視線が向かい

2階ではドックの先に広がる瀬戸内海の景色までが

室内へと取り込まれます。

屋上には周囲の風景をゆるやかに見渡せる

デッキスペースを設けました。

来客との対話の場として

あるいは社員の方々がふと外に出て

風を感じられる場所になることを思い描いています。

1階、2階、屋上階のスラブは

見る方向によってずれながら重なり合います。

そのずれによって上下階のあいだに

視線の抜けや気配の重なりが生まれ

空間に緩やかなつながりを与えています。

用途ごとに階を分けながらも

建築全体としてはひとつの気配の中にある。

そんな関係をかたちにできればと考えました。

写真の公開は5月を予定しています。

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