2026.07.16
上野、建築散歩。
先週は東京まで打合せに行ってきました。
本当は一泊してゆっくりしたかったのですが
翌日も別の出張が控えていたため今回は弾丸の東京出張。
せっかく上野駅を通るので、同行してくれたスタッフに
ぜひ見てもらいたい建築を巡ることにしました。
まずはいつ訪れても圧倒される谷口吉郎氏設計の
東京国立博物館 東洋館へ。
外観からは想像もつかないダイナミックな内部空間が広がり
独特の奥行きをつくり出しています。
大胆な空間構成でありながら
質感や仕上げのディテールには繊細さが宿っており
そのバランスに毎回驚かされます。
続いて、谷口吉生氏設計の法隆寺宝物館へ。
同じ敷地内で親子それぞれの建築を
体験できること自体が贅沢です。
東洋館の力強さに対して、
こちらは静けさと繊細さが際立つ建築。
水盤やガラススクリーンによって切り取られる風景
抑制された素材の使い方、
そして大胆に操作された天井高さが、
展示空間に心地よい緊張感を与えています。
スタッフは展示ケースの細部まで覗き込みすぎて
係員さんに注意されていました(笑)。
最後は、ル・コルビュジエ設計の国立西洋美術館へ。
企画展が開催されていたため、
地下の展示空間から見学しました。
特徴的なスロープによって緩やかに空間を巡りながら、
展示室ごとに変化する天井高さや光の取り込み方、
素材のテクスチャの切り替えを体験することができます。
展示物に寄り添っているようで、
少し距離を置いているような絶妙な空間のあり方は、
何度訪れても考えさせられます。
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