2017.09.05
日本建築学会in広島
8/31から数日間、広島工業大学で日本建築学会の全国大会が開催されました。
前日入りした大学の恩師(カープ狂)とカープ鳥で野球談義に盛り上がり、
当日は大学院生の頃は数回ほど学会で発表していたことを懐かしく思い出しながら
ご一行を迎えに広島工業大学まで。20年ぶりに訪問しましたが道路や校舎がキレイになっていてびっくり。
他大学の先生も含め、先生と助手の先輩と学生たちを連れて広島案内へ。
先生は何度も(去年も)来広されているので建築案内し尽くした気分でしたので、
途中寄り道をいくつかしながら先生リクエストで音戸まで行ってきました。
竣工して10年が経っています。竣工して間もないときに見学に来て以来です。
海沿いに建っているのですが錆びることなく、リン酸処理したスチールが渋みを増してきたように思えます。
木部の経年変化をどう見るべきかは考えさせられますが、市民の皆さんが楽しく利用している雰囲気は伝わりました。
市内に戻りいくつか建築を見て回り、最後は白島駅まで。
小嶋さんは半径1kmの範囲の場所性を考えて設計されていたと聞きました。
この形状と場所性がどのようにリンクするのか興味深い。
内部は広島の公共施設にはない記憶の残る楽しさがあります。
いつかは自分もパブリックな建築をつくり、先生に自信を持って案内したいと感じた時間でした。