2018.08.05
小屋浦地区へ
昨日は事務所スタッフと私の3人で坂町の小屋浦地区までボランティア活動に行ってきました。
少しでも被災地の力になればという気持ちが主たる動機ですが、
建築設計の業務に携わっている者として、今後どのような検討や配慮をしながら建築を設計監理して
いくべきかを、実際にボランティア活動を通して感じたいという気持ちを持ちながら参加してきました。
私達は重機の入らない民家の裏庭などに溜まった土砂をひたすら取り除く作業でした。
3人の男性だから結構取り除けるだろうという考えは全く甘かったと体感したと同時に、
こんなに大勢参加者がいるのに人手が足りていないということがよくよく理解できました。
お昼休憩のときにばったりお施主さんと遭遇。そのまま一緒に昼食をとりました。
お施主さんは社員さん13名と3回目の参加とのことで、頭が上がりません。すごい行動力。
明日の地鎮祭は体が大丈夫ですかねー、と自分のことそっちのけ。
小松事務所のスタッフ達も猛暑の中とても頑張ってくれました。
無心になって土砂を取り除くだけでなく、被災された方々に親身に耳を傾けているスタッフ達の
様子を見ると、ボランティア活動は体を動かすことだけではないなと感じます。
これからの建築は、ただ法規を満たせばよいという考えでは通用しない。今まで以上に敷地の周辺環境を
広域に捉えて安全性を検討していくべきことと、特に広島は地域毎に塀や杭や基礎の立上り等の施工基準を
つくってもよいのではと感じました。
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